お金持ちでも年収1000万円の生活レベルは苦しい理由！お金が足りない
年収１０００万円のお金持ちは、優雅な生活をしているイメージがあり羨ましいですよね。
ただ「年収１０００万円でも貯金なし」という話も聞くし、実際、どうなのでしょうか。
お金持ちでも年収1000万円の生活レベルは苦しい理由を見ていきます。
①お金持ちの生活の実態
年収３００万円時代に、年収１０００万円もあれば優雅な暮らしができそうですよね。
ただ、現実的には、そこまで優雅な生活ができない実態もあるようです。
理由は、主に以下の３つです。
＜共働きが難しい＞
年収１０００万円の仕事となれば、大企業の社員である場合が多く、すると転勤・転勤・転勤ですよね。
海外に転勤する場合も少なくありません。
すると共働きが難しい！となってしまいます。
妻が専業主婦の場合、夫が年収１０００万円でも、世帯年収は１０００万円です。
一方、夫婦共に公務員で、夫も妻も年収６００万円の場合、世帯年収は１２００万円です。
もしくは、夫が年収５００万円で、妻の年収が４００万円の場合、世帯年収は９００万円・・約１０００万円です。
しかも、｛夫が１人で稼ぐ｝よりも｛夫婦２人で稼ぐ｝の方が、手取り収入は多くなります。
＜税金が高い＞
日本は累進課税のため、年収が増えると税金も増えて、手取り収入額が減ってしまいます。
だからこそ、１人で年収１０００万円を稼ぐよりも、夫婦で５００万円づつ稼いだ方が、手取り額が多くなります。
「年収１０００万円」と聞くと、高所得者な感じがしますが、税金が増えるせいで、手取り額で言えば、年収ほどはリッチな生活が難しい現実があります。
にも関わらず、年収１０００万円になると・・
＜消費が増える＞
人間という生き物は、収入が増えると、支出が増えてしまうようです。
生活水準を下げなさいの教えを知っていても、収入が増えれば、つい財布のひもがゆるくなり、支出額が増えてしまう場合が大半でしょう。
そういう意味では、日本全体で賃金がアップすると消費が増えて、景気が良くなるのは本当でしょう。
ついつい、年収１０００万円にもなると、生活水準が上がってしまうので、支出も増えて、お金が手元に残らなくなってしまいます。
世の中には、年収１億円の金持ちや、資産１０億円以上の金持ちもいて。
そういう本当の金持ちの人たちでも満足する高価格なサービスや、高級車、高級住宅などもあり、消費には上限がありません。
財布のひもが緩んでいる状況では、年収１０００万円程度の小金持ちでは「全然足りねーよ」となるわけですね。
そのため、年収１０００万円を稼いでも、貯金がない人や家族もあるわけです。
ただし。
年収がいくらであろうと、変わらず節約生活を続けているならば、多少、贅沢をしてしまうようになっても、年収１０００万円あると、かなり家計に余裕が生まれるのは確かです。
年収１０００万円あれば、子供の教育費や住宅ローンにもよりますが、毎年、旅行に行っても、それでも１００万円以上の貯金が貯まっていくことでしょう。
年収１０００万円で子供がいてリッチな暮らしを望むと生活は苦しい感覚となるが、節約生活を基本とし、生活水準を下げる意識でいると・・年収300万円～400万円の感覚で生活をしていると、年収1000万円あれば心に余裕と、ゆとりが生まれる。
年収１０００万円以上のお金持ちになるには、転職や投資、副業も効果的であり、以下の記事が詳しいです。
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