株式投資の極意     


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株式投資の極意

■株式投資の極意とは?「スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝」のレビュー/感想。


1.株式投資の極意とは?
@「スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝」の書評
「スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝」についての書評、レビューです。

この本は、投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOにして、世界でも有数な投資家でもあるバフェット氏の生涯について、投資以外にも生い立ちや人間関係などに触れながら書かれた本です。

バフェット氏は世界でも有数な起業家であり投資家ですから、最初から優秀で、完璧で隙のない人物であり、お金の亡者のような人物だと思っていました。
しかし、実際は違うんですね。
書籍によりますと、バフェット氏は若い頃、コミュニケーションに劣等感をもっており、コミュニケーションの講座を受けにいったりもしています。
また、お金だけでなく、信頼や人間関係なども、非常に大切にしている人物でした。

投資手法が詳細に書かれているわけではないため、お金儲けだけ・・目先の投資での結果だけが欲しい人には、向かない本です。
が、お金儲けだけ・・目先の投資での結果だけを求める人間が、投資の世界で、そのうち身を滅ぼすのと対照的に、長く、繁栄し続け、仕事でもプライベートでも幸せに生きているバフェット先生から、‘生き方’を学びたい人には向いている本です。

目先の投資手法は、時代とともに、移り変ります。
しかし、賢者の‘生き方’の根底にある、普遍な原理・原則を学べば、時代を超えて応用ができます。

投資やビジネスの話になりますと、どうしても目先のお金儲けばかりが優先されることになるのですが、
やはり、長期で繁栄している投資家や起業家には、賢者の‘生き方’の根底にある、普遍な原理・原則が潜んでいる・・そのことを、確信させられる本でもあります。


本のタイトルはスノーボールです。
スノーボールは、バフェット氏の口癖だそうです。
雪だるまは、はじめは小さいですが、転がしていくと、徐徐に大きくなっていきます。
この発想には、長期的な視点が不可欠です。

だからこそ、目先のお金儲けばかり優先させますと、お金の世界では上手く結果を出せないのでしょう。

このことは、頭ではわかっているのに、頭でわかっているだけであるため・・
そのため、長期的な視点/視野のもと、コツコツとお金・雪だるまを大きくしていくために、長期的な計画を立て、コツコツと行動することが普通はできません。

投資家や起業家は何度も、目先のお金儲けばかりを優先させ、そのせいで上手くいかず失敗し・・
そしてどこかでやっと、本当の意味で「これじゃあ、駄目なんだ。」と気がつき、本当に豊かなになっていくために、長期的な計画を立て、コツコツと行動するようになります。

バフェット氏は、気づくのが早かったのです。
だからこそ、20代半ばで勤め先会社を退職し起業し、投資を始め、20代の若さから、長期的な計画を立て、コツコツとお金の複利運用を始めています。

もっと言えば、彼は10代の頃から投資や起業を学び始めており、そのことが20代の若さで投資関連の起業を成功することに繋がっています。
書籍の中にも、10代で行ったビジネスの話なども出てきます。

書籍の中で、「コツコツとお金・雪だるまを大きくしていくのを始めるのが10年遅かったら、今のようにはなっていない」というような趣旨の発言がありました。
彼は気がつくのが早かったから、始めるのが早かったから、自分の代だけで、1代にして世界でも有数な資産家となったのでしょう。


お金の世界で上手く結果を出すには、長期的な視点/視野が不可欠です。
そのことを、頭でわかったつもりになるのではなく、1人の賢者の人生から学ぶことで、体感しますと、行動も計画も、変わってくることでしょう。

本は非常に分厚く、上下巻ありまして、読むには時間もかかります。
ですが起業や投資に興味ある人には、お勧めの本となります。


<writer 名無き仙人>

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